姑の立場 嫁の立場

その人は、息子と嫁の話を聞くが、いつも嫁の味方をすると決めている。自分の経験から言って、姑が息子の味方をすると嫁は居場所がなくなってしまう。姑が嫁の肩を持つくらいでちょうどいいのだと言う。
なるほどなあ、これが知恵だなあと思う。
善悪を裁定するのが大事なのではなくて、わたしは両方の話を聞くという態度である。そのためには、嫁の肩を持つくらいでちょうどいい。

その人は、将来わたしが介護してもらうようになったとして、お嫁さんは介護してくれるかなと心配している。もちろん介護してくれそうな優しいお嫁さんなのであるが、姑は自分が介護してもらうことで、お嫁さんの人生の計画を台無しにしないかと心配している。

嫁と姑も、いいものだ。