狂牛病について 恐くないですか?

マスコミ報道の影響は何といっても大きい。
薬害報道などが新聞にちらっと出たり、NHKで放送されたりすると、
次の日から一週間くらいは患者さんによく説明しないといけない。
それなのにBSEのことはあまり話題にならない。
政府もマスコミももちろん分かっていて、学識経験者は言いたいけれど言わないで、彼らがあまり声高に言えない理由を国民は承知していて、そのようにして過ぎていってしまうのだ。

政策決定者が死ぬのではなく、国民が死ぬ。
国民は承認したと言われるのだろうけれど、いつ承認したかなあ。

アメリカが攻撃したのはフセインばかりではなく、イラク国民を含めてだった。
自爆テロが攻撃目標にしたのはアメリカ大統領ではなく、貿易センタービルに働く人々だった。
ひどい。

牛肉そのものの他に、牛を原材料として使用する医療品、赤ちゃん用品、食品材料、潜在的感染者がいた場合の感染の可能性、などいろいろ難しい問題がある。防ぐのはあれこれ事情があって難しいというなら、せめて、BSEに関しては、医療従事者は免責されると法制化してもらわないと病院は何もできなくなるかもしれない。

このワクチンを打ったら、狂牛病になるかもしれません、可能性は非常に低いですが。とワクチン接種に際して説明する医者はいないと思う。そんな危険なものは使えないに決まっている。
そして、そんなワクチンを希望する人もいないと思う。

BSE&食と感染症 つぶやきブログ

わたしだけ心配しすぎなのだろう。実際、わたしの周りでも、ほとんど話題にならない。

ところで、皆さんは交通事故で人が死ぬことは、人間の本来の死に方だと思いますか?
便利さのためには仕方がないと思いますか?