患者を診るときに嗅覚に頼っていた

“その世代の医者はみなそうだったが、患者を診るときに嗅覚に頼っていた。糖尿病の尿や腐敗性肺膿瘍のにおいを、患者の家に入ったとたんにかぎつけることができた。”
見てしまう人びと 幻覚の脳科学 / オリヴァー サックス