愛することと愛されること

愛することと愛されること

ヘッセの「メルヒェン」という短編集の中に
赤ちゃんを産んだばかりの貧しい女性のところに魔法使い
(?神様のみつかいでしょうか)
のおじいさんがやってきて「願いを一つ叶えてあげよう」といいます。
女性は「この子が人から愛されるように」と願うのですが
周りからちやほやされて、愛されてばかりいたために
放蕩息子になってしまいます。
女性は「願いごとを間違えた、人を愛することのできる
人間になってほしいと言うべきだった」
と、悔やみます。

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人を愛することのできる人間になります。
生まれかわります。
だから神さま。