医師における男女平等

東京医大における医学部入試において女性受験者を排除・制限するために点数操作をしていたという問題が

一方では男女平等の問題に、
一方では働きたがらない女医の問題、ひいては医師の労働環境、さらには現代の濃厚医療のあり方にまで議論が及んでいる。
マスコミはわかりやすく、女性差別だと言うだけ。
子育てをする女医さんも師匠のないような、良好なワークライフバランスが可能な職場環境は
もちろん男性医師も歓迎だろうから
早くそのようにしてもらいたい
しかしそうならないで長時間重労働の世界であるのは
濃厚医療とひたすらの延命医療が基本にある
つまり、女性差別をなくすということは、ひたすらの延命医療をやめるということだ
世界一の長寿国である必要はないということだ
「生産性のない人たち」は要らないということにも通じる
それは財務省と厚労省が企んでいることである
医者が9時5時で仕事をして
有給も自由に取れて
当直も家庭生活に影響しない程度にするようになったら
男性医師ももっとクリエイティブになるだろう
そのためには地域の病院は集約して、病院は一つ、専門医も最低数、ベッドもさらに制限、健康保険支払いも少なくして自費を多くする、
濃厚延命治療はしないとなるだろう
おそらく国民は総論賛成、各論反対だろう
どうせいつか死ぬんだから
60歳すぎて癌になったらそのまま死なせてください
という人が増えれば
財務省はとても喜ぶし
相対的に医師過剰になるので厚労省も喜ぶ
政策の面で無理をしなくても、団塊の世代が世を去ったあとでは
医療業界の景色はガラリと変わる